【発刊エール】ギフテッド育児奮闘記を読んだ後、ギフテッド教育などについて雑談


S)坂根さん
A)麻生さん

A)今日はギフテッドに関する本について触れてみたいと思います。『ギフテッド育児奮闘記』(ギフテッド/2E児を育てる保護者の会 ギフテッド応援隊・編)という本です。「ギフテッド応援隊」の概要が「はじめに」に書かれているので紹介します。

「わが子のことを自由に語り合える場を作りたい。ブログなどを介して地道な仲間作りをし続けてきた一人の母親が『ギフテッド応援隊』という全国組織を立ち上げたのは、2017年のことでした。それまで孤軍奮闘してきた多くの親たちがようやく手に入れた出会いの場。北海道から沖縄まで、会員数は3年も経たずして200名を超えました。会員専用のSNSを通して情報交換をしたり、全国各地で開催されるお茶会や親子イベントで交流を深めたり、さらには専門家を招いた講演会などを主催したりと、保護者たちの活動は、今少しずつ広がりをみせています。」

「ギフテッド応援隊では、『わが子をギフテッドだと思うなら』ということ以外に入会の根拠を求めていません。ところが面白いことに、親たちがひとたび集えば、その場はいつも『あるある!』『わかる!』『うちと一緒!』という共感の声であふれかえります。個性の塊の子どもたちを一言で定義することは難しくても、『ギフテッドってこんな子ども』といえる共通の何かが、やっぱりあるのです。
今回、その『何か』を少しでもお伝えしたくて、ギフテッド応援隊の会員の中から有志を募り、試行錯誤の子育てを手記としてまとめました。
ありのままの子どもたちに、ぜひ向き合ってみてください。彼らがどんなふうに日々を生き、何につまづき、何に目を輝かせているか。そして、保護者は、社会は、彼らをどう受け止め、どんな環境を与えてやるべきなのか。一緒に考えていただければ幸いです。
8人の母親たちの想いに目を通してくださったあとには、もしかしたら、知っている誰かの顔が思い浮かぶかもしれません。ギフテッドの子どもは『たぐい稀なる天才』などではなく、きっと、近くにいます。」

 

S)思い出しましたけど、この講演会に行ったことがある。

A)ああ、そうなんですね。

S)茶話会は当事者さんだけなんでダメなんですけど、ギフテッド応援隊主催の講演会とかには行ったような気がします。

A)なるほど。ギフテッド応援隊主催の講演会

S)講演会みたいなやつ。先生呼んできてギフテッドの勉強しましょうみたいなやつですね。

A)それはギフテッドについてと、ギフテッド育児についてということですか?

S)先生にもよるんだろうと思うんですけど、ギフテッド全般についての話がありましたよね、僕の行ったものでは。外国のギフテッド教育とか、そういうような解説がありました。

A)ギフテッドの特徴というのは、子供のころからが出るもんですか。一般的に。

S)一般的には、この本読んでもそうですけど、そこそこ最初から少し特徴のある子供みたいな感じでは出てきている様子ですけどね。

A)坂根さんはこの中のエピソードは話として聞いてたりはしてたんですか?

S)この中で、書いてらっしゃるお母さんが知り合いにいて、こういう本出しそうみたいな話は聞いてました。

A)参加されてる方と面識があるということですか?

S)ギフテッド応援隊に参加されている人は何人かは当然知ってますし、前の講演会なんかは打ち上げとかも参加さしてもらったんで。

A)そうなんですね

S)ギフテッド応援隊に入ってる、入ってないに関わらず、いろんなお母さんとお話少しさせてもらいましたね。

A)じゃあ、ここに書いてあるお話なども、もうちょっと詳しくあるいは私的なものや、どんな感じでしゃべられてたといったことをお話し頂けますか?

S)本の方は、しっかりとそれぞれのお母さんが文章でまとめられて、気持ち整理して書いておられるので、すごくきれいにまとまってます。しかし、やはり僕らが聴いてきて心痛いのは、もう少し学校とのやりとりの中で感情的になってたり、してほしいことがしてくれなかったり、ちょっと孤立を感じてたり、そういった感情が乗ったお話もいっぱい聞きました。この本で書いてある通りお母さん同志が集まるとその話を共感しあうような場面がたくさんありましたね。

A)これを読んでると、前提としてギフテッドのハッキリとした定義がない。この本の場合は、IQを根拠にする以外にギフテッドを評価基準とする専門家はほとんどいない、世界においてギフテッドの定義が一本化されていない、ということなのでギフテッドはどういうものか一言では言い表せないと思うんですけど。前述のように、集まると「あるある」とかいう話があって、この本全体で8名のお母さんの話、親子さんの話が書いてあるんですけど、何かしらの共通点を感じる部分もあったりするのは不思議ですね。定義がないのにそういうことなんかなって共感できるのは。エピソードとしては、集団生活が厳しいという話がありますが。

S)そうですね。集団生活がしんどいというか学校が合わへんのでしょうね。

A)学校ですよね、まず出てくるのは

S)集団生活が合わないという原因は種々ありますけど、ギフテッドに共通してるのは、良い悪いは別としてお母さんお父さんの子育てはしっかりとしているにもかかわらず、合わないということなんですよね。だから、例えばよくあるのが、放置してて愛着障害気味になって、合わないとかもともと関わっておらず生活そのものが荒れてるから学校生活も合ってこないといったことはあるんでしょうけど、そういう場合ではない。お父さんお母さんがしっかり教育して子育て頑張ってらっしゃるにもかかわらず合わない。たぶん根本的に今の教育システムに合っていないということが共通しているのだと思います。

A)教室では、合わなさの原因の区別はわからないんですよね?愛着障害からくる不適合なのか、子育てには問題ないはずなのに合わないということなのかというのは、パッと見ただけでは区別がつかないということでしょうか?

S)分からないね。本人がただ単にさぼろうとしているのか。そういうのが全然区別がつかないですよね。

A)喧嘩をよくするのも、なんで喧嘩をよくするか理由はたぶんギフテッドならではの部分でしょうか?

S)ギフテッドならではの部分がありますね。喧嘩の理由は若干自閉スペクトラムや自閉性などとよく似た喧嘩の仕方するので、先生からすると分かりにくいんでしょうね。子供の場合はIQ値がある程度高いというのが共通項としてあります。

A)ああそうですね。確かに検査をして知能指数にはそんなに問題はないはずなのに、明らかな凸凹が出てくる。

S)そうですね。でも、この本読んでてとても分かりやすかったですよね。

A)それはそうですね。

S)今日この本について話そうと思って、麻生君には読んでおくようにって、全部読んでてくれた。僕は読んでなかったんですけど。さっき読んだらパラパラと読めました。

A)そうなんですよね。すごい具体的な話ではあるんですけど、タイトルが細かくついてて、一個一個の話があり、一章が割とすっと読めます。

S)僕ら福祉職だからというのもあるけど、この手の話を読むのは異常に速いので

A)そうですね。ケースとかはね

S)そうそう、ケースをずっと読んでるから。すごい読みやすい本で理解しやすい感じで、お勧めの本ですね。対応の仕方も、いろいろお母さんらが試行錯誤しているような姿がとってもよく分かったんで、参考にはなるかなと思いますね。

A)そうですね。具体的にどこにどう助けを求めたとか、どこの誰がどういうふうに助けてくれたとかという話が掲載されている。一人で戦ってる親御さんとかが見たらすごい支えになったり力になりそうやなと思いましたね。自分がおやじの経験がないので分からない部分ももちろんあるんですけど…

S)一つ言うと、やっぱり一つぐらいお父さんが書いてくれてもよかったね。

A)ああ、そうですね。それは思ってたんですよね。8名書かれてて皆さんお母さんなんですよね。話の中で出てくるのも、先生との話に夫も一緒に参加したという形でしか出てこないのは、ちょっと気にはなりましたけど。本筋とずれるのかな思ったんですけど、親の会などはお母さんが多いんですかね?

S)親の会や講演会なども、もう圧倒的にお母さんが多いし、頑張ってはるような様子ですよね。だからもう少しお父さんが頑張る世の中にならんといかんかもしれんし。逆に言うとお母さんが孤立して孤軍奮闘している状況になりがちなのかもしれないですね。

A)ギフテッド育児というものにおいて

S)その辺の理由はちゃんと分かりませんけどね

A)世情的にも基本には育児がまだまだお母さんに偏りがちやというのはあって、「お父さんが育児に協力する」とかという言葉だけで世間が反応してしまうんですよ。

S)協力ってへんですもんね

A)変ですよね。なんていうんでしたっけ?なんたらパパとかいうじゃないですか。育面?過剰な反応なのかも知れないですけど、僕とかもそこに対して「ハテナ?」しか出ないですから。「何を言ってるんだろう?」と。

S)強調された言葉になってる時点で、まだまだ育児が、父母の両方出てきていない感じですよね。

A)まあけど、ギフテッドという切り口ではありますけど、8名親子出てきて8名お母さんというのは現代社会がそういうことなのかなというのもありますし、もしかしたら奮闘しているのはお母さんに片寄ってしまうのかもしれない。

S)この本読んで思うのが、ギフテッド教育が特別であるというのがそもそもおかしい。すごくいい教育方法じゃないですか。本人の個性を尊重する教育がいかにできるのかという形で、お母さん方が奮闘している姿が書かれています。でもそれはもともと普遍的なもので、それを特別に義務教育の対象となる標準の子から外れたから必要なのではない。おそらく全ての子において特別なニーズ教育が必要で、その実現を難しくさせてるのが、結局は学校が昔ながらの義務教育のやり方を続けているところにある。標準的な様式の教育システムを引いて、子育てに関してもお母さんだけが子育てするような社会システムがまだまだ常識化されている。そういうような根本的な原因があるのかな、とちょっと大きな話ですが思います。だからギフテッド教育が当たり前になる世の中にしたい。その当たり前を実現しようと思ったら、お母さんだけが子育てしてたらできなくて、お父さんも参加しないといけない。そして家庭だけじゃなくて、地域そのものが一体となって子育てできるような環境になってはじめて実現できると思うので、そういうのを文部科学省も打ち出してくれると少し解決してくるんでしょうけど。未だに教育基本要項を作って、これを標準としてこういう教育しなさいよ、といってる時点でまだまだ難しい話やなというふうには思いますけど。お母さん方がこうして本としてまとめていろいろ活動されていくことによって、世の中も少しづつ変わっていくんかな、なんて思ったりもします。

A)僕、知識不足やったなと思ったんですけど、今フリースクールとかホームスクール(家での教育)とかも、公立高校に通いながら公立高校の出席として認められるっていう制度があるというのを、これで知ったんですけど。そういうのは進んでるんですか?

S)ええとね、今はギフテッド問題じゃなくて、引きこもりとか不登校の問題が普通の問題になってきてしまっているんですよ。ようは学校のシステムがおかしいのに「おかしい!」と誰も言わないのが、僕はおかしいと思うんですけど。その中で苦肉の策で、行かない人がどんどん増えてる。すごい不登校の人数が増えて義務教育が破綻している。どうしたらいいかということで、ある程度緩和するような形で、この辺は不正確かも知れませんけど、学校長がある程度認めたらフリースクールとする。もともと行政が適応指導教室という引きこもりの方向けの教室をやってますけど、そういうのは出席扱いにしますよ認めますよ、という仕組みは取り入れられている。だからどうなったら出席かというのは明確な基準みたいなのはないかもしれないですけど、校長先生とゆっくり相談して、校長先生が認めてくれたら出たフリースクールなども出席扱い登校扱いにしてもらえるようになってきていますね。それも最近出てきた動きだと思います。ここ5年とかそんなレベルだと思います。すいません正確性が欠けますが…

A)その話、たぶん途中ぐらいで…

S)書いてありますね。

A)ちゃんと説明されてて、詳しいことまで書いてないですけど。認められるという話が出てきて。僕はそれを読んで、それ使えばいいやん、と思ったんですよね。けど身の回りのフリースクールを考えてみても、そこら中にあるわけでもないし…、というところで難しいんかな、とは思うんですけど。フリースクールやホームスクールを積極的に使っていったらいいんじゃないかな、と個人的には思うんですけど。

S)もうちょっとフリースクールが多様なニーズごとに細分化されるといいかなと思うんですよね。

A)今のフリースクールはどうなってるんですか?僕こんなこと言っておきながら一か所ぐらいしかちゃんと見たことなくて

S)なんとなく居場所を確保して、それぞれに専門的でなく、ある程度一緒にして勉強やレクリエーションしたりとか、いうことになってるんやろうなと思います。また子供ごとにいろいろ個別支援の形でやってると思うんですけど。ただ個別支援ととカテゴリー分けというのは、僕ら福祉業界で就労支援でももやってることですよね。まずカテゴリーに分けてしっかりそれにターゲット絞って個別支援するスクールがあればいいと思ういますよね。だからギフテッド教育向けのスクールというのもそうですし、ギフテッドでもたぶん同じスクールの形ではなくて支援の方法はもっと特徴があってもいいと思う。だからもう少しきちんと専門的な特徴のあるフリースクールができて、それを子供たちが選択できるようになるのがいい、とは将来的には思います。まだまだ数的にそろってないですね。

A)ギフテッドの中でもすごい勉強ができる、算数ができる子とかも出てきてますけど、例えば理数系に強いフリースクールってことですか?

S)そうそうそうそう、そうですね。

A)ということですよね。勉強じゃなくて居場所に特化したしたフリースクールとか?

S)そういうことですね。どちらかというと後者の方、居場所的なフリースクールは、みんな割と作ろうということで努力してるとは思うんですけど

A)そうですね。僕もイメージでは

S)そういう特徴を持ったフリースクールを必要としているんではなかろうか、と思いますけどね。

A)話の中でも出てくるのですが、学校に通わないことで勉強の機会をきちんと受けれないのではないかという不安が親にあるのかな、という感じをひしひしと受けたんですけど。フリースクールは居場所感があるところが多い。勉強をちゃんと教えるスタイルは、あまりないのでしょうか?ないということはないと思いますけど…

S)フリースクールを障害ベースで考える際に、放課後デイとか児童発達支援とかこれはわりと難しい問題です。親御さんらは勉強遅れるのが怖いという思いがある。ところが支援側が「いやいや勉強っていうのが根本的じゃないから」と思っている場合が多くて、支援者とお母さんらニーズのミスマッチが起きている。それはいろんな原因があるので、良し悪しですね。どっちが悪いちゅう問題じゃない。親御さんらが「もっと勉強教えてほしい」といわれるのに対し、ギフテッド支援側は「勉強べつに教えへんねん。勝手に勉強するから。ユーチューブ見せておいたら」そういう言い方じゃないですけど、プログラムとしてきっちりユーチューブを選択して、それ見て勉強しよう、というのもありやろうと思う。親御さんからすると、しっかり塾のように教えてもらいたい、という思いがあったりする。すごく難しい。支援者側はそれで逃げてる場合もある。勉強きっちり教えられないので「居場所を大事にしてるんですよ」みたいな言い方もあるかも知れない。ちょっと両方いろいろ難あり問題ないところあり、っていう感じですかね。

A)ギフテッドの方は、勉強ができる環境があればがつがつやりそうやなっていうイメージがあります。子供だからということもあると思う。親御さんが求めているのは、ちゃんと教えてもらえること、という感じが出てるなと思ったんですよ。その気持ちはわからないでもない。僕も教えるのがうまい人の勉強ってすごい内容が頭に入ってきた経験がある。ただその時に、ギフテッドの人って、知的能力が高くて好奇心が強く吸収が速い場合がある。その子に教えるとなると教える側にもすごいレベルを求められるな、と思います。そうなると、勉強以外の部分も一緒にやれて、すごい能力のある人が教育者側に求められてしまう。教育機会を作るにはすごい難しい問題だと思います。

S)そうよね。カリキュラム通りに教えられへんわけやし、ということやね

A)僕の個人的な思いとしては、学校の先生はスーパーマンじゃなくていいと思ってるんですよね。スーパーマンじゃなくてもやれるっていう仕組みを、今それがあるのか、もしかしたら破綻してしまったのか、もともとなかったのか分からないですけど、そうであるべきだと思うんですよね。じゃないと能力が高い人しか教えれなかったら、教える人がすごい限られてくる。能力高い人って教える以外に、もっと自分のことやりたくなったりするじゃないですか。となると教えようがなくなってくる、みたいなことを考えていました。アメリカなどではギフテッド支援の教育環境が整ってると言われてますけど、そんな環境は日本でできるのかな?うははははは、元も子もないことを言って…

S)はははは。まず少し整理すると、僕の解釈なんだけど、ギフテッドの人って決して勉強の吸収力が高いわけでもなんでもない。僕、うさぎと亀の物語で例えるんですが、うさぎさんなんですよね。ピョンピョンピョンピョン、すごい勉強するときはダー!!といくけど、すぐやめてしまったり、飽きてしまったり、ほかのものに移ってしまったりする。なので、まとまって子供の頃に勉強できてなかったりする。能力的にも凸凹があるので、数学はできるが国語ができない、国語はできるが数学ができないとか、そういうことが起きる。何も指導せずに勉強を教えれる学級がいいのかというと、そういうわけでもない。では、どういうのが必要か。何となく今話してて思ったのが、どちらかというとコーチングが必要なんですよね。本人にモチベーション与えて持続させ頑張ってもらってしっかりやり続けてもらう、ということを支援することができるようなコーチング能力が求められている。ティーチングはもういらないんですよね。

A)あ、なるほど

S)コーチング能力が高い人がまず必要と。それと学校の先生のスキルについてですが、これは僕の持論ですが、今後教えるカリキュラムは、情報がこれだけ行き届いてるから、素晴らしい授業に出会おうと思ったら、インターネット探したら出てくる。一番教えるのがうまい人が教えたらいいやん、という体制を作ろうと思ったらたぶん作れると思う。では先生に何がいるのか?となる。僕らのことやけど、グループワーカーがいる。グループ・集団をしっかり調整しながら、それぞれが相互作用を働かせながら学んでいける指導がしっかりできる人。そういうスキルだと思う。だから教育者を養成するプログラムから変更しないといけない。カリキュラムを教えるということでは決してないとは思う。コーチングできれば、しっかり子供らは学んでいけるから、ギフテッド云々関係ないかな、と本当は思う。とにかく今の問題って、勝手やけど、今の教育システムがもう限界に来てるんやなーって、何となく思う。

A)教育システムというのは、標準化?

S)そうですね。さっき言ったような。お国が決めたカリキュラムに則って勉強してもらおうとする動き。国家なので教育の仕組みはコントロールしなければならないんだろうけど、現在の国は、言ってることとやってることが違う。個性の尊重といいつつ、標準の行動様式を植え付けようとするのが今の教育の仕組み。昔はそれで効果があったと思うけど、今は言ってることとやってることが完全に矛盾しているので、しっかり理想に向かって教育の仕組みを作り直していってほしい、と思います。

A)じゃあまあまあ話がいろいろと出ましたけれど、この本の全体的な印象としてすごい明るい印象を持ったんですよね。ざっくりいうと。育児奮闘記っていう表紙とかもかわいいんですけど。前向きなエネルギーを感じたんですよね。細かく読むと、苦しい話とか「自殺未遂」というタイトルも中にはあるので、苦しい話はいっぱいあるんですけど。その前向きさってどこからくるんやろうと思ったら、ギフテッド教育では、いいところを伸ばそうという意識を皆さんが持っておられる。この本全体からそれを感じる。そういう意味で、ギフテッド育児枠だけじゃなくて、育児とか人を育てるという部分でもすごい参考になるかな、と思いましたので、お勧めの本ですね。

S)この本って電子書籍やんね?

A)僕が持ってるのはそうです。

S)アマゾンの方から購入できて、アンリミテッドやったら無料で読めると思うので、また購入頂けたらというふうに思います。このユーチューブの概要欄に購入リンクを付けときますのでよろしくお願い致します。

A)じゃ、そんな感じで

S)ありがとうございます